キャリアを通じてFurchを愛用されているUKさんからのフィードバックを受け取り、その活動に敬意を払いFurchが具現化したギターが、日本人初のシグネチャーモデルとなるFG01です。それは、2022年2月11日 MOROHAの武道館単独ライブにおいてサプライズでお披露目となりました。

開発段階からUKさんと打ち合わせを重ね、お披露目の場にも立ち会わせて頂いたので、個人的にも思い入れのあるギターです。

重層的な塗装によって生み出される深みのあるピアノブラックと、ハワイアンコアバインディングとアバロンインレイによるコントラストを効かせたアウトライン。印象に残るカスタムインレイを施したFG01のデザインは、他のどのFurchにもない異質な存在感を放ちます。

力強さと優しさを兼ね備えたサウンドを生み出すイングルマンスプルーストップの採用は、陰影の表現に奥行きが感じられるUKさんのプレイに見事にマッチしています。

ダブルコンターを持つボディは、大型ボディらしい響きを犠牲にすることなく、ワンサイズに感じられるようなフィット感を実現し、UKさん独特の胡坐で演奏するスタイルでも体への負担が軽減されます。

FG01についてなら他にいくらでも言葉が出てきますが、この辺で切り上げて本題に入ります。


お預かりした時のコンディションは、ネックが順反りしており弦高はやや高めでした。

全音下げチューニングでプレイされる想定で、演奏性を最大限引き出すようにセッティングをさせて頂きます。

[作業内容]

Aメンテナンス 8,000円

弦代金

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148 ギターを買ったら受けて頂きたいAメンテナンス(Gibson / Les Paul Standard)